今日は、文系の私がエンジニアを目指すことになった理由について少し振り返って書いてみたいと思います。
IT業界に少しでも興味を持っていただいた方の参考になれば嬉しいです。
就職活動
就職活動をはじめた当初は、大学時代の4年間、飲食店でアルバイトをしていたこともあり、食に関する仕事に就きたいと思っていました。IT業界に就職する理由(接点)は全くありませんでした。
私が就職活動をした時代は「就職氷河期」と呼ばれて新卒後就職することが非常に厳しい時代で、希望していた飲食業での面接はことごとく不合格。
そんな中で別の業界も見てみようと思ったのがきっかけです。
「未経験者歓迎」「女性積極採用」 という応募メッセージに心を惹かれて、IT業界の会社説明会に参加しました。
説明会の中で印象に残ったのは、「チームで仕事をしていく」ということです。
学生時代、ずっとバスケ部で活動していましたし、多くの人と協力して仕事を成し遂げていく、という点が自分に合っていると思い、興味を持ち始めました。
他に、面接を受けてみようと思った理由は、
・社風が自分に合っていると感じたから
・人事採用担当者の方がとても親切だったから この2点でしょうか。
先に述べた「チームで仕事をする」という点では、社風が合うという直感?がポイントだったと思います。
入社後の数年間・・・
それからの数年間は開発・テスト担当者として、様々な現場を経験しました。忙しい時期も多かったですが、プロジェクトの一員として、メンバーと一緒にシステムを作り上げていくことにやりがいを感じていました。
その一方で開発者としてずっと続けていけるのだろうか・・・という不安は常にありました。
正直なところ「ものをつくる(プログラミング)」にはそれほど面白みを感じることができませんでした。
業務知識を身に付け、お客様と直接に接するような立場で仕事をしたいという気持ちが芽生え始めていましたが、当時の環境では、「開発者」という選択肢しかなく、転職の道を選びました。
ライズウィルに入社して・・・
2年前に転機が訪れ、縁あってライズウィルに入社しました。ライズウィルに入社して、エンジニアといっても様々な成長の仕方があることを知りました。
今年の7月からはお客様の現場に常駐し、保守の仕事に携わっています。
「自分の携わっているシステムを使っている人がいること」を実感できる日々はとても充実しています。
結婚をしてからは、「仕事と家庭を両立する」ことも大切にしていきたいことの一つとなり、現在はほぼその条件が整った環境で仕事をさせて頂いています。
女性でも長く続けているの?
IT業界は女性が長く続けられないイメージがあるのかもしれませんが(結婚、子育てなど)、私自身の身近なところでは新卒で入社した当時の同期二人は現在もエンジニアとして活躍しています。今の現場も非常に女性が多いですね。
少しずつ女性の働きやすい環境が整ってきているのではないかと思います。
就職活動中のみなさんへ
IT業界に限ったことではありませんが、もし、少しでも関心を持たれたことがありましたら、思い切ってチャレンジしていっていただきたいと思います。まだ自分自身も気づいていない可能性や個性があるはずです!
私はそのことに気付くまでに10年近くかかりましたが、周りの方々の手助けもあって自分の目指すべき方向性・目標が見えてきました。
皆さんがやりがいを感じられる仕事にめぐりあえますように応援しています。