相手に好印象を与えられるような社会人に~マナー・接遇や敬語の大切さについて(2)~

こんにちは。広報担当の深堀です。

先日のエントリーでは正しい敬語の使い方についてお話しましたが、今回は「相手に好印象を与えられるような社会人に」と題して、人とコミュニケーションを取る際の姿勢についてお話ししたいと思います。

相手との距離を縮める心得

初対面のときや目上の人への言葉遣いなどは、ルールを理解して実践すれば、相手に失礼のない応対ができるようになります。
さらに円滑なコミュニケーションを図るためには、相手に心を開いてもらうことも重要です。

例えば、

・しっかりと相手の目を見て挨拶する
・最初から本題に入るのではなく、その場の緊張感を和らげるような話題から入る
・いつも改まった話し方をするのではなく、相手によっては多少くだけた話し方も良い

など、相手の心に安心感や喜びを与える工夫も、対人関係を上手に築く上では必要不可欠です。

相手のことを理解できるよう耳を傾けて聴く

日本語の「きく」には、「聞く」「訊く」「聴く」の3種類があることを知っていますか?

「聞き上手」になるには、積極的に耳を傾けて、相手の言うことをよりよく理解する「聴く」を心掛けることが大切です。

聞く(hear)
→音や声が耳に入る、聞いて知る訊く
訊く(ask)
→問いかける、質問する
聴く(listen)
→熱心に耳を傾ける(相手の気持ちを正しく理解しようと積極的に受け止めること)
相手の表情や態度に注目しつつ、相手が話しやすい雰囲気をつくることも会話のキャッチボールを行う上で心掛けておきたいポイントです。

<聴く態度> ・相手の目を見て、うなずく、適度に相打ちを打つ
・相手の話を理解しているということを示すため、話の区切りのよいところで確認や質問をする

もちろんこれは表面的な態度の話だけではありません。
このような姿勢で話を聴くことで、相手が話しやすい雰囲気を作ることができ、自分自身も相手の話を理解しやすくなります。

<人の話を聴くときに注意したいこと> ・相手の話を途中でさえぎらない
・話題を独占しない
・自分と考えが違っても、むやみに相手を否定しない
・偏見や行き過ぎた先入観は持たない

相手が話しているときは、100%相手の話に集中して「聴く」ことを意識してみてください。
身近な会話から「傾聴」を心掛けてみると、相手との信頼感は自ずと深まっていくものかと思います。

さいごに

社会で活躍していくには、技術面だけでなく、ヒューマンスキルの向上も非常に大切なことです。

特に会社に属していると、個人で完結する仕事は少なく、複数の人が集まって業務を進めることが多いかと思います。
よい信頼関係を築くには、一人ひとりが普段から相手のことを思いやる気持ちが重要なのではないでしょうか。

「相手の話を聴く」姿勢を持っているか。
相手の立場に立って考えているか。
相手が理解しやすいよう伝えられるか。

そういったことを意識して人と接すると、その気持ちは自然に相手にも伝わり、円滑なコミュニケーションが生まれるものです。

この機会に今一度、自らの振る舞いや相手に対する接し方について振り返ってみてもらえればと思います。
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