いつも当たり前のように使っているExcelですが、余りにも身近過ぎて、普段からあまり深く考えずに使ってらっしゃる方が多いのではありませんか?
そこで今回は、Excelの便利な機能をご存知でない方にとっては目から鱗な!!
Excelの操作方法をご紹介します。
その1:セルの修正には「F2」!
セルを修正するとき、皆さんはどう操作されていますか?「え?数式バーで修正しているけど?」
「え?セルをダブルクリックするけど?」
そんなあなたは、セルを修正する前に「F2」キーを押してみてください。
やり方は至って簡単です!
修正したいセルにフォーカスを当てて、「F2」キーを押すだけ!
すると、セルが入力可能な状態になるので、後はいつも通りに操作するだけです。
【ワンポイント】
「F2」キーを押した直後は、文字列の最後にカーソルがあるので、矢印キーを使ってカーソルを動かしたり、「Shift」キーを押しながら、矢印キーを押して文字を選択すればキーボードだけで修正することができます。
「F2」キーを押した直後は、文字列の最後にカーソルがあるので、矢印キーを使ってカーソルを動かしたり、「Shift」キーを押しながら、矢印キーを押して文字を選択すればキーボードだけで修正することができます。
その2:色々使える!「ctrl&+」と「ctrl&-」!
Excelで意外と面倒なのが列や行、セルの挿入。「右クリックで挿入を選んで…」とか面倒ですよね。。
そう思う人は、試しに「ctrl」&「+」キーを押してみてください。簡単に行や列が挿入できます!
また、「Ctrl」キーを押しながら「+」キーを連打すれば、「+」キーを押した分だけ行や列が追加されます。
【ワンポイント】
「+」キー1回あたりに追加される数は、予め選択していた数となります。
例えば10行選択した状態で「Ctrl」キーを押しながら、「+」キーを1回押すと、10行追加され、もう一度「+」キーを押すと、更に10行追加されます。
更に応用編として、「Ctrl」&「C」キー、「Ctrl」&「X」キーと組み合わせることで、列や行、セルの挿入や入れ替えが簡単に出来ます!「+」キー1回あたりに追加される数は、予め選択していた数となります。
例えば10行選択した状態で「Ctrl」キーを押しながら、「+」キーを1回押すと、10行追加され、もう一度「+」キーを押すと、更に10行追加されます。
先ずはコピーした行の挿入をしてみましょう。
予めコピーしたい行を選択し、「Ctrl」&「C」キーでコピーします。
コピーする行は1行でも複数行でもOKです。
そして、そのまま「Ctrl」&「+」キーを押してみてください。
コピーした行の下に同じ行が挿入されます。
次にセルの中身を入れ替えてみましょう。
先ずは入れ替える元のセルを選択し、「Ctrl」&「X」キーで切り取ります。
次に入れ替える先のセルを選択して、「Ctrl」&「+」キーを押します。
すると、セルが入れ替わります。
セルの中身を入れ替えるときは「最初に別のセルに退避させて・・・」としていた方にとっては、びっくりされることかと思います。
如何でしたか?
今回ご紹介した2つの操作を多用するだけで、Excelの編集スピードがいつもよりも早くなることが実感できかると思います。
また、「F2」キーは、エキスプローラーで名前を変更するときにも使えたり、「Ctrl」&「-」キーで更に簡単に行や列の削除が出来たりします。
一度覚えるとクセになると思いますので、是非仕事やプライベートでExcelを活用される方はお役立てください。
他にも便利な操作方法がありますので、またの機会にご紹介したいと思います。
次回もお楽しみに!