早いことに私がライズウィルに新卒で入社してから1年が経ちました。
日々勉強の毎日の中で、スキルだけでなくIT業界そのものに対する基本知識を学ぶ必要があると考え、昨年ITパスポート試験を受験し、合格しました。
さらに詳しい知識を身に付けるため、今年の春には基本情報技術者試験を受験しました。
今回はこの試験の勉強法についてお話ししようと思います。
基本情報技術者試験とは?
「基本情報技術者試験」とは、経済産業省が主催する国家試験「情報処理技術者試験」の中で「基本情報技術者」を対象とした10の区分のうち、最も基礎的な試験です。試験の対象者像は、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」とされています。
■公式サイト: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
試験区分一覧
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html
基本情報技術者試験の概要
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
試験対策に利用したWebサービス
私は参考書などをいくつか購入して勉強しましたが、世の中にはとても有益なWebサービスがあり、それらも併用して試験対策を行いました。1.過去問題を解く
■IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:過去問題 https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html過去問題は公式サイトからダウンロードできます。
PDF形式のため、印刷なども容易ですので、本番さながらの予習が可能です。
2.ランダムに出題される過去問題でトレーニングする
■基本情報技術者過去問道場|基本情報技術者試験.com http://www.fe-siken.com/fekakomon.php過去問の実施回とジャンルを絞り込むと、ランダムに出題されます。
ジャンルの絞り込み機能を使用することで、弱点を補うのにも役立ちます。
私は時間を有効活用しようと思い、通勤時等にこちらのwebサイトを利用しました。
参考書を眺めてばかりでは退屈してしまうので、テンポよく出題される過去問で“解答力”を鍛えることも、長期間の試験勉強を継続させていくコツの一つです。
3.IT用語を理解する
■IT用語辞典e-Words http://e-words.jp/模擬試験の内容で分からない用語があった時に、こちらのサイトで調べて理解を深めました。
一般的な辞書のIT版と捉えてもらえればよいかと思います。
■「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 http://wa3.i-3-i.info/
こちらのサイトは、用語の説明だけでなく、開発手法等がユーモラスでシンプルに説明されている点が特徴です。
完全な理解というよりも「なんとなく把握できる」レベルに噛み砕かれた内容のため、試験対策にはおすすめです。
また、基本情報者試験が平成28年度の回から問題ごとに詳しく解説されているので、とても分かりやすく、勉強が苦になりませんでした。
さいごに
上記の対策を行ったものの、私自身は平成29年度春の試験は残念ながら不合格でした。午前試験はwebサイトでの過去問題で十分対策ができており、合格点だったのですが、午後問題に苦戦してしまい・・・秋の試験で再チャレンジをする予定です。
少々ハードルの高い午後問題は、知識の応用が必要になるので、解説付きの専門問題集などを追加購入し、対策を行ないます。
この秋、試験を受ける方は共に頑張りましょう!
そして、これから試験を初めて受験しようと思っている方の少しでもお役に立てれば幸いです。
平成29年度秋期試験の個人ネット申込み期限は8/14(月)までですよ~。受験を検討されている方はお急ぎください!
■情報処理推進機構 受験申込ページ
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_01mosikomi/_index_mosikomi.html