ライズウィルに入社してから早4ヵ月が経ち、現在はITエンジニアを目指して日々勉強中です。
私はもともとWEBサイトを見ることが好きで、就職活動をしているうちにIT業界へ興味を持ち始めました。自分が本当に何をしたいのかについて熟考した結果、ITエンジニアを目指すようになりました。
プログラミング未経験で不安要素も多々あったため、入社前から独学でプログラミングの学習をしていました。独学の場合は特に、何をどう学習すれば良いのか悩む方も多いと思います。
今回は、未経験からITエンジニアへの就職を考えている方向けに、私が実際に行っていたプログラミングの学習方法についてご紹介します。
以下が実際に利用していた3つのサイトです。
1.Progate
2.ドットインストール
3.paiza
各サイトの「特徴」や、「サイトを利用することによるメリット」、「どんな人にオススメなのか」についてお話ししようと思います。
ゲーム感覚で学習できるProgate
https://prog-8.com/Progateは、ゲーム感覚でプログラミングを学習できるサイトです。
プログラミングがどのようなもので、実際にどういったことができるのかについてを学ぶことができます。
私は、「HTML&CSS」などの比較的簡単なレッスンから始めて、その後「JavaScript」や「PHP」のレッスンを受講しました。
<特徴> 基礎中の基礎からとてもわかりやすく学ぶことができる、初心者向けのサイトです。
「HTML&CSS」「PHP」「Ruby」「Python」など全16言語のレッスンを公開しています。
解説後、実際にプログラミングを書いてみるという流れになっていて、わからない箇所はすぐに戻って確認することができます。
また、Web版とスマートフォンアプリ版を利用することができます。
<メリット> ・ゲームみたいで楽しく、挫折しにくい
・環境構築が不要なので、気軽に始めることができる
・スマートフォンアプリ版が提供されていて、通勤通学時などの隙間時でも学習することができる(ただし、アプリ版はWeb版よりも公開されているレッスン数が少ないため、Web版をメインで学習を進め、サブとしてアプリ版を利用すると良いかもしれません。)
<こんな人にオススメ> ・何から始めればいいのかわからない人
・0からプログラミングについて学びたいと思っている人
動画で学習できるドットインストール
https://dotinstall.com/ドットインストールは、プログラミングを動画で学習できるサイトです。
Progateで学んだ基礎知識を補強するようなイメージで利用していました。
個人的には、参考書よりも動画の方が実際の動きがわかりやすいと感じたため、重宝していました。
<特徴> 1本3分程度の短い動画がレッスンごとに公開されています。
「HTML」を始めとした様々な言語だけでなく、「iPhoneアプリ開発入門」まで幅広いレッスンを受講することができます。2020/7/28現在、全430レッスン6,408本の動画が公開中です。
基礎を学習するには無料の範囲のみでも十分ですが、応用まで効率的に学習したい場合は有料のプレミアム会員に登録するというのも良いかもしれません。
<メリット> ・1本の動画が短く、隙間時間などで気軽に見ることができるため、学習が続けやすい
・ローカル開発環境の構築から動画で教えてくれる
・短い動画に内容が詰まっているため、「コレなんだったっけ…」と詰まった際に効率的に復習しやすい
<こんな人にオススメ> ・Progateなどで基礎知識を身に着け、次にステップアップしたい人
・環境構築から始めたい人
・文章の説明のみではわかりにくいと感じる人
学習を就職活動に繋げることができるpaiza
https://paiza.jp/paizaは、IT・WEBエンジニアに特化した転職・就職・学習サイトです。
0から自分で考えてコードを書くことによって、プログラミングの書き方や考え方を学ぶことができます。
<特徴> プログラミングのスキルチェックを受けると、その評価によって下記のようにS~Dにランク分けされます。
スキルチェックは「PHP」「Java」「Ruby」「Python」「C」など全29種類の言語に対応しています。ランクが高ければ高いほど書類選考なしで面接に進める企業が多く、実務の経験がなくてもチャレンジすることができます。
ちなみに、スキルチェックは選考に直結するため、答えは表示されません。答えが公表されている問題集も用意されているため、力試しとして利用していました。
また、現在の自分のランクや推定年収が表示されるため、就職や転職の参考にもなるかと思います。
《paizaが運営する学習サービス》
・paizaラーニング
2番目に紹介したドットインストールと近い、動画学習サービスです。動画の長さは1本3分程度で、現在45個の講座が公開されています。
動画の横にコードを書くことができるエリアがあるため、動画を見ながら実際にコードを書いてすぐに実行することができます。
その後、練習問題を解いて理解を深めることができます。
・paiza.IO
ブラウザ上でコードを書けるツールです。その場で実行できるため、スキルチェックの際などで書いたコードがどのような動きをするのかをすぐに確認することができます。
環境を作らなくても良いため、手軽に利用することができます。
<メリット> ・学習がそのまま就職・転職活動に繋がるため、モチベーションを維持することができる
・学習目的のみでも利用することができる
・スキルチェックで一度間違えた問題はそれ以降に正解してもランクに反映されないため、毎回緊張感をもって取り組むことができる
・間違えてしまったり、時間制限を過ぎてしまった問題は、その後は時間無制限で考えることができるため、苦手な分野を克服することにも役立つ
・環境構築が不要なため、気軽に始めることができる
<こんな人にオススメ> ・プログラミングの基礎に慣れてきて、実践に近い技術を学習したい人
・学習を就職や転職活動に繋げたい人
・自分のレベルを可視化したい人
プログラミング学習を始めようと考えている方へ
ここまでは、はじめてのプログラミング学習に役立つサイトを紹介してきましたが、以下は、これらのサイトを活用したオススメの学習方法(学習の流れ)についてご紹介します。1.Progateで概要を理解し、基礎的な知識を得る
2.ドットインストールで基礎知識の理解を深める
3.paizaで実際に書いてみて身に着ける
4.paizaでわからない箇所があったらドットインストールで復習する
5.それでもわからない箇所は検索する
まず、Progateとドットインストールでインプットとアウトプットを繰り返し、基礎知識の定着をします。
次に、paizaで実際に0からプログラミングをし、繰り返しアウトプットをします。
さらに、3~5の工程を繰り返し行うことにより、ITエンジニアにとって重要な「考える力」「検索する力」を養うことができます。
9割のプログラミング学習者は途中で挫折を経験していると聞きますが、わからない箇所が積み重なり、徐々に苦手意識が芽生えることによって挫折してしまうのではないかと考えています。
そのため、この学習方法は「基礎の基礎から」、「気軽に学習を始めることができるかどうか」、さらには、「学習を続けられるかどうか」に重きを置いています。
まずは1日3分から始めてみて、それを継続することで良い結果に繋がるのではないでしょうか。
入社までの約2ヵ月間、研修に向けて独学で学習をしてみたことによって、プログラミングの基礎知識を身に着けることができ、不安だった研修にも前向きに取り組むことができました。
技術的にはまだまだ自信はありませんが、何事にも挑戦してみること、そして継続することが重要ということを学びました。
さいごに
私は文系出身で、プログラミングについての知識がない未経験者でしたが、選考の際に面接担当者から「未経験から育てる」との言葉を受けて、入社を決めました。当社では、これまでの経験有無は関係なく、「何事にもチャレンジしたい」という意欲をお持ちの方を歓迎します。
失敗を恐れず、私もいち早くITエンジニアとして活躍していけるよう頑張ります。
最後までご覧いただきありがとうございました。