正しい敬語を使えていますか?~マナー・接遇や敬語の大切さについて(1)~

みなさんこんにちは。経営企画室の深堀です。

当社も今年で3回目の新卒採用がはじまりました。
今年も個性あふれる学生さんとの新しい出会いを採用担当共々とても楽しみにしています。

また、2016年度の新入社員も、もうまもなくやってきます!

そこで今回は就職活動中の学生さん向けに、また新入社員を迎え入れる私たちが再確認するため、社会人としてのマナー・接遇や敬語の大切さについてお伝えしたいと思います。

敬語の種類

「おもてなし」という言葉が以前に流行りました。
ビジネスの中で、「おもてなし」という観点を意識しすぎる必要はありませんが、社会人として、行儀作法の「マナー」はしっかりと認識しておきたいものです。

マナーの意味合いとしては、「相手に不快感を与えないための最低限のルール」とありますが、みなさんはそのルールについてきちんと意識できていますか?

尊敬語 相手に対して敬意を表すために、相手の動作や状態、関係する事物などを高めて表現する言葉遣いです。
例:いらっしゃる/おっしゃる/御社 など
謙譲語 相手に対して敬意を表すために、自分や身内の動作や状態、関係する事物などをへりくだって表現する言葉遣いです。
例:伺う/申す/弊社 など
丁寧語 語尾を「です・ます」や「ございます」にするなど、相手を問わず使う表現です。
日常会話でもよく使い、表現を丁寧にしたいときに使う言葉です。

間違えやすい敬語

各シーンでの間違えやすい敬語について一例をあげてみましたので、是非参考にしてみてください。

<就職活動で使用する用語例> ×エントリーシートを拝見していただけましたか?
○エントリーシートをご覧いただけましたか?

※「拝見」は謙譲語なので、相手に対しては使いません。

×福利厚生について聞いてもよろしいでしょうか?
○福利厚生について伺ってもよろしいでしょうか?

※「伺う」を使うときは、自分が聞く相手に敬意を表しているときに使用します。

<ビジネス用語例>
×お客様がそう申しておりました。
○お客様がそうおっしゃっておりました。

×田中様でございますね。
○田中様でいらっしゃいますね。

※「ございます」は丁寧語ですが、尊敬語ではないので、相手の名前につけてしまうのは相応しくない表現です。

×どうぞお召し上がりください。
○どうぞ召し上がってください。

※尊敬語の「召し上がる」に対し、「お○○になる」をつけると、二重敬語になるため、「召し上がってください」が適切な言い回しです。

まとめ

普段自分が使っているビジネス用語は適切ですか?

意識してみると、意外と間違った敬語を使っていた・・なんて方もいることでしょう。
上記例文はあくまで一例です。間違った敬語の使い方例は他にもたくさんあるかと思いますので、機会があれば別エントリーでご紹介します。

敬語の使い方で迷ったら、以下のように使い分けてみてください。

・自分側がへりくだるのが謙譲語
・目上の人を立てるのが尊敬語
・相手を問わず丁寧な表現を使うのが丁寧語
日頃から正しい敬語、シーン別では適切な応対を心掛け、相手に好印象を与えられるような社会人でありたいですね。

この春、社会人になる皆さんは、これから様々な仕事に携わっていくわけですが、上司、先輩、同僚とのコミュニケーションを大切に「小さな仕事」でも「地道な仕事」でもアグレッシブに成し遂げていってください。

そして、4月以降の新生ライズウィルも皆様お楽しみにしていてください。

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