みなさんは「イースターエッグ」というものをご存知ですか？
今回ご紹介するのは、イースター（復活祭）で飾られる卵のことではありません。
「コンピュータのソフトウェア・書籍・CDなどに隠されていて、本来の機能・目的とは無関係であるメッセージや画面の総称」（Wikipediaより）。
簡単に言うと、「ちょっとした遊び心のある機能」みたいなものでしょうか。
ちなみに、実用性はほとんどないのですが・・（笑）
私は、このような「裏ワザ」や「隠し機能」が好きです。
特に意外性のあるものは、非常に興味深いですね。
自身で驚いたり、知人に教えて優越感に浸ったりなどなど。
エンジニアとしても、そのような隠し機能を織り込みたいなと考えることはあったりします。
そこで今回は、私の知っている隠し機能の中からAndroidのイースターエッグについてご紹介します。
Androidのイースターエッグ
「Androidのイースターエッグ」の操作方法は、以下の通りです。「設定」→「端末情報」→Androidバージョンを連打する。（3，4回程度）
入力に成功すると、画面に変化が生じます。
この画面の変化は、Androidのバージョンにより異なります。
初出は、Gingerbreadの2.3.x以降になります。
それでは、各バージョンの画面を見ていきましょう。
■Android 2.3.x Gingerbread,
■Android 3.x Honeycomb
画面の用意はできませんでした（泣）情報では、
・Android 2.3.x Gingerbread
→ゾンビの画像が現れるそうです。
・Android 3.x Honeycomb
→蜂の巣型を模した、ドロイド君が現れます。
（ドロイド君とは、Androidのあのキャラクターです。）
■Android 4.0.x Ice Cream Sandwich
中央に、パイ生地のようなものにくるまったドロイド君が出現します。
このドロイド君をロングタップすると、、、
でっかくなっちゃった！！
さらにロングタップを続けると、、、
ドロイド君が増えました。しかも、左から右に流れていきます。
■Android 4.0.x Ice Cream Sandwich
中央に、そら豆の形をしたドロイド君が現れます。
ちょっとかわいらしさがありますね。
さらにドロイド君を長押しをすると、、、
また、増えた。。。この増えたドロイド君のひとつを、フリックすると、、、
弾いて画面から消すことができます。
最終的には、全てのドロイド君を消すことができます。
ちなみに、Android 4.2の場合は一度この画面を表示するとスクリーンセーバーとして使用することもできます。
■Android 4.4 KitKat
中央に、「Ｋ」の文字が現れます。
タップすると、文字がくるくると回ります。さらにタップし続けると、、、
見たことあるようなロゴが表示されます。
さらにこのロゴを長押しすると、、、
カラフルなブロックにいろいろなアイコンが表示されます。
このアイコンですが、Android 4.4までに採用されたコードネームの画像が表示されています。
→Cupcake、Donut、Eclair、Froyo、Gingerbread、Ice Cream Sandwich、JellyBean、KitKat
■Android 5.0 Lolipop
中央に、色のついた円が表示されます。
その円をロングタップすると、、、
大きくなり、「lolipop」と書かれたペロペロキャンディが現れます。
（棒のついた飴をロリポップと呼ぶそうです）
このキャンディ部分をタップすると色が変わります。
さらに、ロングタップすると、、、
突如、画面が変わります。
何かのゲームのような画面ですが、タップをしてみると、、、
いきなり、ゲームが始まります。
これは、「フラッピーバード」というゲームを模したもののようです。
次々に現れる、ロリポップの間にドロイド君を通していきます。
タップをすると、ドロイド君が飛び上がるので、うまく調節しながら、どんどん進めていきます。
ロリポップに触れたり、下に落ちたりすると終了です。
背景のパターンも、朝、夕、夜とあるようです。ちなみに、難易度は非常に高いです。非常に。
暇つぶしにはなるかと思いますが、かなり不機嫌になる可能性がありますので、ほどほどにお願いします（汗）
このような、開発者の遊び心を一度触れてみてはいかがでしょうか？
