ライズウィル代表の高橋です。
ライズウィルでは、この4月に事業部の改変を行いました。
今回は、その報告もふまえて、当社事業部についてご報告したいと思います。
当社は設立以来、業務システム開発やシステムエンジニアリングサービス(SES)を主としたITソリューション事業を展開してきました。
今でも、この軸としてのサービスは変えず、そこにクリエイティブを融合する形で新たなソリューションとしての拡大を図っています。
ここ数年の社員の増加と共に、会社としての組織的な基盤も徐々に形成され、また営業部や経営企画室を明確に配置することで、戦略的な事業化も図れるようになってきました。
会社が拡大することはある意味喜ばしいことですが、基盤が弱いままで拡大していったとしても、管理、統率においては必ずしもプラスではありません。
そこで当社では、まずは確固たる基盤を作ることを念頭において進めることにより、現在のような事業組織を作り上げることが出来たと思います。
この4月で何が変わったかというと、
これまでは
・ITソリューション事業 ・クリエイティブ事業
の、二つの事業で進めてきたのですが、そのうち「ITソリューション事業」を二つに分けて、
・ITソリューション事業
・システムエンジニアリング事業
・クリエイティブ事業
の、三つの事業とすることにしました。
理由としては、ITソリューション事業部自体が肥大化してきたこと、また事業を分割し、各事業部でのサービスと目的を明確にすることにより、事業部に所属するメンバー個人の役割や立場を明確にすることにありました。
事業の内容によっては、一つの部門で管理・統率する方が結果的にプラスになる場合もありますが、今回は、目的の違うサービスを一つの事業部でくくってしまっていたものを分割することで、それぞれの事業部での役割を明確にし、今まで以上のスピードで成長できることを期待しています。
分割したITソリューション事業、並びにシステムエンジニアリング事業の役割については下記のとおりです。
<ITソリューション事業>
主には、社内受託開発および自社パッケージの開発と展開をメインに、システム開発、インフラ構築、ITサポートなど広域にわたるITソリューションを行っています。最先端技術やミドルウェア、開発手法の導入なども積極的に行い、システムの開発のみならず、開発プロセス、プロジェクト推進などにおいても業界の最先端で展開していくつもりです。
また、クリエイティブ事業部とも連携し、Webシステムの構築におけるシステム支援も行っています。
<システムエンジニアリング事業>
基本的にはお客様先に常駐し、ITに関する技術的な支援やITサービスを提供します。プログラマやシステムエンジニアという立場での支援が多いイメージのですが、近年では、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャといったマネージメント層での支援要請も増えてきています。
事業部目標としては、PG、SE層の強化や技術的なスキルアップはもちろんですが、PL、PM層においても、更なる強化を図り、3年後には事業部内に「PMO部隊」を形成したいと考えています。
今まで、クリエイティブ事業と融合を図ってきた部分は、これからもITソリューション事業とシステムエンジニアリング事業の双方において、それぞれがプラスとなるサービスを作り上げられるよう戦略的に進めていきたい、と考えています。
まだまだ完成形にはほど遠い組織ではありますが、地に足をつけて、一つ一つ着実に作り上げていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。