結婚して苗字が変わると必要になる手続きについて

2017年8月22日

こんにちは。夏バテ知らずのさおりんです。

私事ですが、昨年に結婚して苗字が変わりました。入籍からあっという間に1年が経ち、新姓にもようやく慣れてきたところではありますが・・

婚姻届を出したその日から、これまで名乗ってきた苗字とはお別れ。
（中には運良く？苗字が変わらない方もいるかもしれませんが・・）
名義変更が必要な手続きに追われます。

ひとつの手続きをするのに、何が必要なのか書き出してみると、いろいろなものがとありました。
そこで、今回は変更手続きが必要となる流れや用意すべきものをまとめましたので、是非参考にしてもらえればと思います。

１．銀行口座の名義変更

私はまずはじめに、銀行口座の名義変更を行いました。
口座開設している銀行の最寄りの支店へ行き、手続きを行います。

＜持ち物・必要書類＞ ・通帳
・キャッシュカード
・旧姓の印鑑
・新姓の印鑑
・住民票（苗字が変わっている証明書として）

金融機関や各支店にもよるかと思いますが、手続きはとてもスムーズで30分前後で完了しました。

手続きを完了した翌日に会社の総務担当者へ連絡し、給与振込口座の変更手続きを依頼しました。
ちなみに名義変更を行う際は手続きがスムーズにできるよう給与支給日の間近は避けた方が良いそうです。

２．保険証の氏名変更

口座名義変更と同時に、保険証の氏名変更も合わせて会社に手続きを依頼しました。

＜持ち物・必要書類＞ ・住民票

新しい保険証は1週間程度で手元に届きました。

３．パスポート

旧姓のパスポートの有効期限が残っていましたが、残りは1年ちょっとだったので、今回は新規で作成することにしました。

＜持ち物・必要書類＞ ・一般旅券発給申請書
・顔写真1枚（4.5㎝×3.5㎝）
・有効なパスポート
・戸籍謄（抄）本（申請日前６ヶ月以内に発行されたもの）

※有効期限が多く残っている方は、氏名変更手続きのみの方が費用が抑えられます
氏名変更による手続き料金：6,000円

申請の受付は平日のみ、受け取りは平日以外に日曜も受け付けています。
※一部の市町村窓口では日曜の対応を受け付けていない場合もありますので、事前に確認が必要です

４．運転免許証の氏名・現住所変更

普段あまり車には乗らないので、急いで行かなくても・・と私の中では手続きする優先順位は下がりましたが、毎日車に乗る方は最優先で手続きしてください。

＜持ち物・必要書類＞ ・運転免許証記載事項変更届
・運転免許証
・住民票
・印鑑
※印鑑は、認印で問題ありません。シャチハタは認められない場合もあるそうです。

変更手続きに手数料などの費用は発生せず、無料でできます。

※マイナンバーカードの取得

マイナンバーカードの取得は「結婚」のタイミングに関係ないのですが・・

今回各種手続きをするにあたって住民票の取得を何度か行いました。（意外と住民票を提示する機会が多かった気がします）
用紙1枚をもらうためだけに、その都度仕事を調整して平日の時間を使い、区役所に駆け込んでいたのですが、マイナンバーカードを取得すれば、コンビニ等で自由に電子証明書の発行ができると教わったので、この機会にマイナンバーカードの発行手続きを行いました。

マイナンバーカードとは・・・ プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー（個人番号）と本人の顔写真等が表示されたものです。
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、さまざまなサービスにも利用することができます。

せっかくなので、手続き方法を記載しておきます。

＜持ち物・必要書類＞ ・通知カード（交付通知書）
・顔写真1枚（4.5㎝×3.5㎝）
・運転免許証　※本人確認書類
・暗証番号（その場で設定依頼書に記入しました）

私は役所の窓口で申請し（郵送やオンラインでの申請もできるようです）約1ヶ月ほどで到着通知書が届きました。
このとき、受け取りは本人に限り有効（※本人限定受取郵便）となります。

本人限定受取郵便とは・・・ 自宅での受け取りもしくは郵便局窓口で受け取る際、本人確認依頼を提示しないと受け取ることができません。
本人以外の代理人（家族含む）の受け取りは不可。

受け取りの際は、以下の３つが必要となるので忘れずに持参してください。

持ち物 ・到着通知書
・印鑑（サインでも問題ありません）
・運転免許証　※本人確認書類