愛知から上京し、新しい環境、初めてのことだらけの毎日に圧倒されているうちに、いつの間にかライズウィル入社から3ヶ月が経ちました。
この3ヶ月間のうち、4~5月はトーマツイノベーションでの外部研修、6月は本社での内部研修と2つの研修を受けました。
どちらも主にJavaを用いたシステム開発についての研修内容でしたが、人数、環境、フレームワークなどは全く趣の違ったものでした。また開発だけでなく、ビジネスマナー全般や電話、メールなどの庶務についても学びました。
今回は4~5月に受講した外部研修の中で学んだこと、感じたことをお伝えしたいと思います。
変化するマナー
社会人としてどんな仕事をするにしろ、ビジネスマナーはとても大切なものです。『マナー』という言葉を辞書で引いてみると「態度、行儀」などが出てきます。
確かに『マナー』は『ルール』とは違い、マナーを守る、破るではなく、マナーの良い人、悪い人というような使い方をするかと思います。
今回の研修で、マナーとは「相手に不快感を与えないように行動すること」だと学びました。
「常にこれが正しい」という明確な規則がなく、接する相手や環境によって変化するので、なかなか難しいものです。
重要なのは、他者を気遣う気持ちであり、私自身もマナーの良い人間になれるよう、このことを常に頭に置いて行動していきたいと思います。
IT業界ならではのコミュニケーション
システム開発やWebサイト制作などの実作業は、主にコンピュータを使用して行います。そして、内部的にシステムを動かしたり、Webサイトなどを私たち人に分かるようにアウトプットするのもコンピュータです。しかし、実際にこの開発を行うのは人であり、開発されたシステムを利用するのも人です。また開発(モノづくり)には多くの人が関わり、協力しながら行います。研修では、開発の疑似体験として4人1組のチームとなり、研修用に用意された既存システムの改修を行いました。この中で私はチーム内のコミュニケーション、そしてお客様とのコミュニケーションがとても大切だと感じました。
何を、いつまでに、誰がやるのか。また、開発の内容に関して認識の相違はないか、作業の進捗に問題はないか……など、とにかく人と話すことが必要でした。ここで上手くコミュニケーションを取っていないと、お客様の要求と開発したシステムの要件に差が出てしまったり、納期までに開発が終わらなかったりしてしまいます。
SEやPGには当然コンピュータに対する技術・知識が必要ですが、それと同じくらい人に対するコミュニケーション能力というのも必要なのだと感じました。
実は、私はこのコミュニケーションが大の苦手です・・・。ですが、苦手だからと言って避けてばかりでは成長できません。
仕事をする上で大切な報告・連絡・相談を主に、積極的にコミュニケーションをとるようにして、苦手意識をなくしていきたいと思います。
ユーザ視点を失わない・お客様の要求を正しく理解する
これは、ライズウィルでもとても大切にしていることですが、システム開発に限らず、お客様に提供するモノづくりを行う際に最も大切なことは『ユーザ視点を失わない』ということを改めて学ぶことができました。モノを作っているとさまざまな意見や疑問が出てきます。
「こうしたほうがいいのでは?」
「どうしてこの機能があるんだろう?もしかしたら、なくてもいいんじゃないか・・・?」
こうした意見や疑問は、作り手側の考えのみで終始してしまうことが往々にあり、これをそのまま制作中のモノに反映してしまうと、ユーザにとってはかえって邪魔だったり、不便だったりすることがあります。
そのようなことを避けるためにも「ユーザ視点を失わないこと」が大切なのだと思います。
自分はこうしたほうがいいと思うけれど、ユーザにとってはどうだろうか?と考えること、また、相手に直接確認するなどして、コミュニケーションを綿密に取ることが重要です。
自分の意見やアイデアを持つことは大切ですが、チームの一員としてモノづくりをするにあたっては、それを共有したり、確認したりすることが重要です。自分たちの作るモノは誰がどんな場面でどんな目的で使うモノなのか、常に考えながらユーザ視点を失わないモノづくりを行っていきたいと思います。
最後に
まだまだ社会人としてのスキル、ITに関するスキル共に未熟な私ですが、お客様やライズウィルに貢献できるよう研修で学んだことを活かして、どちらのスキルも日々高めていきます。また、ライズウィルは仕事とプライベートの切り替えがとても上手な先輩方ばかりですので、そういったところも吸収していきたいと思っています。
(最近お腹が出てきているのが悩みですので、まずは時間を作って運動を・・・笑)
これから自分自身を高めると同時に、ライズウィルに関わる皆様のお役に立てるように精一杯努力してまいります!